一流アスリートも続々採用! 今話題の「ファンクショナルトレーニング」とは

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(写真=arek_malang/Shutterstock.com)

テレビ番組でも紹介され、今話題になっている「ファンクショナルトレーニング」。従来のトレーニングより効率的だとして、サッカーやテニスなどの一流アスリートも取り入れているそうです。

通常の筋力トレーニングとの違いから、具体的なトレーニング方法まで紹介しましょう。

「ファンクショナルトレーニング」って?

ファンクショナルトレーニングとは、「functional=機能的な」という言葉通り、その人が日常生活の中でより自然に、より効率的に体を動かせるようになるためのトレーニング方法です。

たとえば、フォワードのポジションについているサッカー選手なら、ほかのスポーツの選手に比べて脚力を重点的に鍛える必要があります。また、敵チームの選手を交わしてゴールにシュートしなければなりませんので、ディフェンスなどほかのポジションの選手に比べて瞬発力や駆け引きの能力も必要になるでしょう。

もし彼が、ウェイトリフティングの選手と同じように上半身の筋肉を重点的に鍛えていたり、筋肉を大きくすることばかり意識したトレーニングをしていたとしたら、それは“機能的”なトレーニングとはいえません。

その人の目的や生活スタイルを考慮しつつ、もっとも適切な箇所や能力を鍛えるのが、ファンクショナルトレーニングなのです。

ファンクショナルトレーニングはアスリートだけのものではない

ファンクショナルトレーニングは、一流のパフォーマンスを目指すアスリートのためだけのものではありません。私たち一般人にとっても、取り入れるべきメリットがたくさんあります。

食器棚にあるお皿を取る、ドアを開ける、カバンを持つ……。私たちが日常生活でしている動作を振り返ってみると、ほとんどが両手ではなく片手で行なわれていることに気づくはずです。

しかしスクワットや腹筋、腕立て伏せといったよくある筋力トレーニングは、両足をそろえて安定した状態で行なわれます。これもムダというわけではないのですが、日常生活で体をスムーズに動かせるようになるためには、不安定な姿勢でのエクササイズ(ユニラテラルエクササイズ)も取り入れる必要があります。

また、フィットネスジムではバーベルなどをつけてトレーニングしている人が多いですが、これも日常生活ではまずありえない環境です。自分の体重のみでのトレーニングが、もっとも自然な状態です。

これらのことを鑑みて、一般の人向けのファンクショナルトレーニングではあえておもりを使わず、不安定な動きを取り入れているのが特徴です。そして、つくべきところにバランスよく筋肉がつき、腰や膝などに負担をかけずに歩く、走るといった動きができるようになるのです。

プロが教える簡単ファンクショナルトレーニング

最後にはじめて運動をする人でもできる簡単なファンクショナルトレーニングの方法を、ボディデザイナーの森俊憲さんの書籍『体脂肪を効果的に燃焼+運動能力・体力UPのファンクショナルトレーニング』から紹介しましょう。

まず足を肩幅より少し開いてしゃがみ、背筋をしっかりと伸ばします。このとき両手でつま先を軽く持ち上げ、股関節を伸ばしながら座りましょう。視線は前を見据え、胸を張るような感覚で姿勢を整えます。

姿勢が整ったら背中を少し丸めて股関節を緩めます。その後お尻を天井に上げ、ゆっくりと立ち上がりましょう。太ももの後ろが十分に伸びたらまたゆっくりと元の姿勢に戻り、同じ動作を5回×2セットを目安に繰り返します。

この動きを繰り返すことによって股関節が効果的にストレッチされ、可動域が広がります。正しいフォームを身につけるためには、鏡の前でトレーニングを行うのもおすすめです。

ファンクショナルトレーニングを行うことで、日常生活の動きもスムーズになるでしょう。

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