ビジネスパーソンにうれしい「運動」の2つの効果

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(写真=Stock-Asso/Shutterstock.com)

運動することが健康にいい、というのは誰もが知る常識です。体力がつくのはもちろん、脂肪を燃焼できるのでダイエットにも最適です。しかしそれ以外にも、運動には仕事力アップにいい効果があるといわれているのです。ビジネスパーソンがチェックしておきたい2つの効果と、運動を習慣化するためのコツを紹介しましょう。

運動が仕事にもたらす意外な効果

1. 判断能力や集中力を高める
筑波大学体育系ヒューマン・ハイ・パフォーマンス先端研究センター長の征矢英昭教授によると、運動をすることで脳の「前頭葉」と呼ばれる部分の働きが活発化になり、判断能力や集中力や記憶力などが高まるのだそうです。

ダイエット目的で運動するのであれば、ある程度の負荷を覚悟する必要があります。アメリカのスポーツ医学会(ACSM)によると、運動で代謝を高めるためには、心拍数は110~130程度の運動を20分~40分、週に3回以上はしたほうがいいのだそうです。

これは軽いランニングに相当し、今まであまり運動をしてこなかった人にとっては、大変な運動量でしょう。

しかし、気分を高めることを運動の主目的にするなら、心拍数は90~100の運動を3~10分で十分なのだそうです。これなら早歩きでもまかなえる運動量ですので、体力に自信のない人でも無理なく続けることができるでしょう。

2. ストレス発散になり精神的安定が期待できる
運動をすると、脳内で「セロトニン」「エンドルフィン」と呼ばれる成分が増えます。これらは幸福感をもたらし、精神を安定させる働きがあるとされています。運動をすることで、仕事でたまったストレスを発散することができるので、メンタルケアにも役立ちます。

また、セロトニンやエンドルフィンには、体の免疫力を下げる化学物質を取り除く働きもあります。定期的に運動をすることでこれらの成分を分泌させ続けられれば、病気にかかりにくい健康な体を保つのにも役立ちそうです。

運動を習慣化する近道は「内的動機付け」を高めること

運動が健康管理に効果的だと分かっていても、習慣化するまで続けるのは簡単ではありません。モチベーションを高く保ち、運動を継続するためにはどうすればよいのでしょうか。

心理学の考え方では、動機付け(モチベーション)には外的なものと外的なものの2つがあるとされています。人が動く動機には、報酬や賞罰などの外からの刺激によるものと、本人の内側から湧き上がってくるものの2通りがあるということです。

なかでも長期的な成功には、内的動機付けが必要だといわれています。

運動でいえば「疲れるけれど、ダイエットのためにやろう」というのが外的動機付けで、「運動自体が楽しいし、自分への投資にもなるからやろう」というのが内的動機付けです。後者のほうがモチベーションを長く持続させそうだというのは、想像に難くありません。

日本大学の研究によると、内的動機付けを高めるには「環境を自分自身の力で変化させた」という喜びや満足を感じること(有能感)が大切なのだそうです。

その意味では、体重や運動内容の記録をつけることは「自己管理ができている」という感覚につながるので、有効でしょう。以前に「体重計にのって体重を測るだけのダイエット」が流行したこともありましたが、これも内的動機付けの向上がダイエットのモチベーションを高めた一例です。

最近では手軽に運動記録をつけられるアプリやサービスも多数発表されています。記録を見返せば今後のプランも立てやすく、建設的な反省の材料にもなります。興味がわいたものを利用して、運動を習慣化してみましょう。

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