疲れが取れて免疫力もアップ! 正しいサウナの入り方

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Sauna
(写真=Alhim/Shutterstock.com)

銭湯や温泉施設、スポーツジムなどに併設されていることも多いサウナは、世代を問わず身近な存在です。汗をたくさんかいて体を芯から温めれば気分もすっきりしますが、どのような健康効果があるのでしょうか。健康効果を最大限に引き出すサウナの利用法について紹介します。

サウナの効果とは

フィンランド発祥のサウナが日本に広まったのは1950年代だと言われています。1956年に行われたメルボルンオリンピックに射撃の選手として参加した男性が、他の選手がサウナを使う姿を見てひらめき、帰国後自分がオープンした温浴施設の中に本格的なサウナを作ったのだそうです。

「サウナは健康にいい」とは昔から言われることですが、具体的にはどのような点が健康にいいとされているのでしょうか。

まず、高温によって血管が拡張して全身の血液循環量が増加するため、体の凝りがほぐれるだけでなく、栄養分や酸素が全身に行きわたりやすくなります。

これによって、疲労物質である乳酸やその他の老廃物が排出されやすくなります。習慣的にサウナに入ると体が軽くなったり疲れがたまりにくくなるのは、このような理由からなのです。

この他、サウナには免疫力をアップさせる効果もあると言われています。体温を37℃以上に保つことで、損傷したタンパク質を修復してくれるHSP(ヒートショックプロテイン)を効果的に増やせるのだそうです。

心臓や肺などの臓器から肌や髪などの外から見える部分に至るまで、タンパク質は私たちの体の大部分を構成しています。HSPが増えてタンパク質が正常に保たれれば体中の細胞が元気になり、ウイルスの侵入や老化の進行を防ぐことができるのです。

サウナの正しい入り方

冷たい水風呂とサウナに交互に入る温冷交代浴は、もっともポピュラーなサウナの入り方です。高温のサウナに10分ほど入って汗を出し、シャワーで流したら水風呂に1〜2分入るというのを数回くり返すことで、血流の改善が期待できます。

体の血流をコントロールしているのは、交感神経と副交感神経という2つの自律神経です。交感神経が優位になると血管が収縮し、反対に副交感神経が優位になると血管が弛緩するのです。この2つがバランスよく入れ替わることができていないと血流が滞ってしまい、老廃物の蓄積や病気のもとになります。

温冷交代浴を行うと、サウナに入ったときには副交感神経が優位になって血管が弛緩し、その後水風呂に入ると交感神経が優位になって血管が収縮します。これをくり返すことで血管がポンプのように動き、血流がよくなるというわけです。

とはいえ、急な温度の変化は心臓への負担が大きいのも事実です。心臓に持病があったり、サウナ特有の熱さが苦手だという方にも試しやすいのが、70℃くらいの低温サウナにじっくりと入る低温浴です。身体に負担をかけることなく、リラックス効果が期待できます。

サウナ入浴後の注意点と気をつけたいマナー

熱いサウナに入った後は体を冷やしたくなるものですが、健康効果を考えるとそれはもったいないことです。免疫力をアップさせるHSPは、体温を37℃以上に保つことで効果的に増えると言われているからです。

また、サウナに入ると大量に汗をかくので、こまめな水分補給が必要不可欠です。冷たいドリンクを飲むと体が冷えてしまうので、常温か温かいものを選びましょう。

銭湯や温泉施設などにあるサウナは公共の施設なので、マナーにも注意が必要です。備え付けのマットに汗や水分を必要以上にしみ込ませないよう、ハンドタオルなどを持参してこまめにふき取りましょう。リラックスしに来ている人の邪魔にならないよう、大きな声で話さないことも大切です。

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