40歳を過ぎたら要注意! 気になる「加齢臭」の原因と対策

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+
Body odor
(写真=pathdoc/Shutterstock.com)

ある程度の年齢を重ねると、気になってくるのが加齢臭です。自分では気がつきにくいので、知らない間に周りの人を不快な気分にさせている可能性もあります。

今回は、加齢臭が起こるメカニズムから、日常生活の中でできる対処法を紹介します。

加齢臭が起きるメカニズム

加齢臭のもとになる成分としてノネナールという物質があります。このノネナールは、皮脂に含まれるヘキサデセン酸という物質が、皮膚に常在する細菌によって分解されることで発生します。また、ノネナールは年齢を重ねるごとに増えていくので、対策を怠ると加齢臭はどんどん悪化していきます。

加齢臭はよく「古本のニオイ」や「ろうそくのロウのニオイ」に例えられます。ただし、これは健康な男性の場合です。肝臓の調子が悪いと分解しきれなかったアンモニア臭が加わることもありますし、糖尿病にかかると甘酸っぱいニオイが混じることもあります。

ノネナールは皮脂由来であることから、一度発生すると水やお湯で洗っても落ちにくいのが難点です。専用のボディーソープやシャンプーなどを使ってケアしつつ、皮脂の過剰分泌や酸化を少しでも食い止めることが、加齢臭へのもっとも有効な対処法だといえるでしょう。

加齢臭と並んで嫌われる「ミドル脂臭」とは

周りを不快にさせる体臭という点では、ミドル脂臭も同じく厄介なニオイです。

ミドル脂臭のもとになるのはジアセチルという物質で、これは汗の中に含まれる乳酸が表皮常在菌によって分解されるときに発生するアルデヒドの一つです。非常に高い拡散力をもち、少量でもニオイが目立ちやすいのが特徴です。

頭皮の中でも汗をかきやすいのが、頭頂部や後頭部、首の後ろです。ここをしっかりと洗い流さずにいると、乳酸が大量発生してジアセチルがどんどん発生してしまいます。このようにして増えたジアセチルが加齢と共に増えてきた頭皮の皮脂と混ざれば、強烈なミドル脂臭になります。家族から枕のニオイを指摘されたら、このミドル脂臭を疑ってみるべきかもしれません。

ミドル脂臭のニオイの度合いは、汗の量や皮脂の量が増えるほど強くなります。シャンプーのときには髪の毛をサッと洗うだけでなく、地肌をマッサージするように丁寧に洗うことが大切です。

また、頭皮の皮脂の分泌量は多く、Tゾーンの2倍以上といわれています。春や夏だけでなく、秋や冬など汗をかきにくい季節でも、毎日シャンプーをして清潔な頭皮を保つようにしましょう。

加齢臭を体の内側から予防する方法

ノネナールの原料となるのは、肉に多く含まれる動物性タンパク質です。日ごろの食事で動物性タンパク質を摂り過ぎないように心がけることが、加齢臭対策にもつながります。

脂質の酸化を抑えるには、抗酸化物質を積極的に摂るのも効果的です。カボチャ(100グラムあたり約5グラム)やモロヘイヤ(100グラムあたり約7グラム)には、抗酸化作用にすぐれたビタミンEが多く含まれています。反対に、活性酸素を体内に発生させやすい揚げ物などは、できるだけ避けるのが無難です。

また、腸内環境が悪い人は体内に老廃物がたまりやすく、体臭が強くなりがちです。腸内バランスを整えるために、食物繊維を多く含むキノコ類や海藻類を進んで摂るのもいいでしょう。

このように食習慣の改善と並行して、消臭効果があるミョウバンを水に溶かしたものを衣類へスプレーしてニオイを取ったり、枕カバーや下着をこまめに交換したりといった日々のケアも行って、加齢臭やミドル脂臭を予防してみましょう。

【オススメ記事】
プチダイエット&身体リセット! 半日ファスティング
上質な筋肉を手に入れるためのハイクオリティ・ストレッチ講座
生活習慣病を未然に防ぐ? 遺伝子検査のメリットとデメリット
海外から注目される日本のスーパーフード“伝統食品”7選
スタミナアップと疲労回復に効果的! 夏こそ「肉食」がおすすめ

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+